最近読んだオススメマンガ その2

affablenoise.hatenablog.jp

こっちの記事の続きです。他にも読んだのあったわー、と思い出して書きました。

Piece

いつも未完成なそのパズル何を思って何を望んで何を厭（いと）うのかあなたを構成する欠片（ピース）…

高校を卒業して数年、水帆（みずほ）に突然かかってきた電話……それは高校の同級生・折口（おりぐち）はるかの訃報（ふほう）。地味で目立たないはるかだったが、水帆は、高校時代はるかが妊娠していた事実を知らされる。しかも、はるかの母親に「その子の父親を捜してほしい」と頼まれてしまう。しかし、水帆は恐れていた。高校時代、キスを交わした「成海皓（なるみひかる）に再び関わってしまうことを……
芦原妃名子、待望の新シリーズ第1巻！

Piece（１）【期間限定　無料お試し版】 (フラワーコミックス)

芦原妃名子さんの 砂時計 って作品が大好きで、他にもなんかあるのかなー、と探して見つけたのがこちら。10巻完結で読みやすそうだな、と思って手を出しましたがこれが後悔。全然読みやすくないのなんの。高校の同級生が自殺した、から始まるミステリー的展開。話が進むごとに明らかになる謎。砂時計のダークな側面を全力で表に出して来たというか、、ここまで後味悪い感じの作品に仕上げてくるとは。引き込まれて一気に読んだんですがテーマが重い…。少女漫画読むときってキュンキュンするあの感じを求めるんですがそれは味わえませんでしたね。とはいえ、面白いマンガなのでぜひ読んでみてください。絵のタッチなんかは砂時計と変わらずで、ちょっと悲しげな笑顔を描くのがうまいですよね。切なくなる笑顔。

BLUE GIANT SUPREME

止まるわけにはいかない宮本大は、
単身ヨーロッパに渡る。
降り立ったのはドイツ・ミュンヘン。
伝手も知人もなく、ドイツ語も知らず、
テナーサックスと強い志があるだけだ。
「世界一のジャズプレーヤーになる・・・！！」
練習できる場を探すところから始まる挑戦。
大の音は、欧州でも響くのか―――

BLUE GIANT SUPREME（２） (ビッグコミックススペシャル)

新章突入！そして2巻発売！今連載してる音楽マンガで一番おもしろい、と断言。ジャズって普段聴かない人でも面白いと思えるはずだし、何か楽器をやってる人ならよりいっそう面白く読めます。愚直なまでにただただ努力を重ね、なおかつ自分を信じている主人公が眩しくて仕方ない。 BECKとか読んだ人は絶対ハマるのでぜひぜひ1巻から読んでみてください。ところでネタバレなしで感想書こうとすると無難な感じにしかならないですね、これは困った。

ヒカルの碁

ある日小6のヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。佐為の囲碁に対する一途な想いが、徐々にヒカルを囲碁の世界へと導いていく…。

 

ヒカルの碁【期間限定無料】 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

読むの何回目だよ、と思わず自分で突っ込んじゃうんですけどね。それでもやっぱ面白い。 少年ジャンプ＋ で週1更新されてるのをちまちま読んでたんですがダメだこれ続きが気になりすぎるわ、となりまして一気に17巻まで読みました。何回読んでも囲碁のルールはわからないんだけど面白いのがすごい。最初は囲碁なんて興味なかったヒカルが塔矢アキラってライバルのおかげでどんどん前に進んでいく様がよいですね。少年漫画的アツい展開、最高に燃えます。saiと塔矢名人の戦いは何度読んでも身震いしちゃう。今、改めてオススメできるマンガ。

ハイキュー!!

おれは飛べる!!　バレーボールに魅せられ、中学最初で最後の公式戦に臨んだ日向翔陽。だが、「コート上の王様」と異名を取る天才選手・影山に惨敗してしまう。リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩く日向だが!?

ハイキュー!! 26 (ジャンプコミックス)

ジャンプで連載してるのは知ってたけど長らく読んでなかったマンガ。バレーってそんな興味なかったですし。ジャンプでスポーツ漫画って言ってもどうせスラムダンクは超えられないんでしょ、とかかなり期待してなかったんですね。それでも周りの友達が面白いから読んでみろ、ってえらいしつこく勧めてくるんですよ。そんならしゃーないなー、と思って読んでびっくりなんだこれ、と。めっちゃくちゃ面白いじゃん。完全に友情・努力・勝利じゃん。ジャンプのいいとこ全部詰め込んで1戦1戦全力でやって胸にこみ上げるもの見せてくれちゃって。これ、完全にバレーマンガの金字塔になるでしょ、と今から確信。それくらいに面白い。わりとコート外からの解説が入ってなんとなくバレーのルールもわかったように気になりましたし。敗北をめちゃくちゃに悔しがって、そこから立ち上がる様がいいですね。今までの武器だけじゃ戦えない、って貪欲に次のステージに進む感じとかワクワクが止まらないです。ジャンプで連載中のマンガで1,2位に面白い。ぜひハマってください。

らーめん才遊記

大人気コミック『ラーメン発見伝』の麺類最強タッグが再びコンビを組んで描く最新作！次なるテーマはまたも“ラーメン”。22歳のニューヒロイン・汐見ゆとりが、ラーメン界に革命を巻き起こす！

らーめん才遊記（１） (ビッグコミックス)

コンビニで分厚いやつが発売されるのをまだかまだか、と心待ちにしているマンガ。前作 らーめん発見伝 も相当面白かったんですが、今回もまた素晴らしい。舞台はフードコンサルティングの会社。ラーメンを通して商売とは何か、と問いかけてくる。単に食べて美味しい、じゃ終わらないのがすごいところです。芹沢さんの名言はよくtwitterとかで見かけますね。これらの名言、ラーメンだけじゃなくて音楽とか、他のことにも応用できるんで、そんな観点からも何かものを作ってる人にはぜひぜひ読んでほしいマンガです。商売ってなんだ、売れることってなんだ、なんて考え出してキリがなくなってしまうかも。

王様達のヴァイキング

高校中退、バイトも即クビ。社交性もなきゃ愛想もなし。18歳の是枝一希が唯一持っているのは、ハッキングの腕。金融機関にサイバー攻撃を仕掛けた彼の前に「お前の腕で世界征服する」と宣言する大金持ちの男が現れる。ハッカー少年と仕事中毒のエンジェル投資家、彼ら2人はどんな仕事を創り出すのか…？
全く新しい新世代タッグ誕生！！！

王様達のヴァイキング（１） (ビッグコミックス)

パソコン1台でここまでできるかー、ってただただ感心。何やってるか全然わかんないけど、引きこもりだった少年が巨悪に立ち向かってる様にはワクワクさせられます。展開のスピード感がよい。時限爆弾が出て来るわけじゃないけど、早くなんとかしないと大変なことになる、って状況の中で自分に出来ることはなんだろう、って葛藤を見せつつ見事その状況を打ち破る、ってシーンにグッときます。パソコンとかプログラミングとかよくわからんけど興味ある、って人にはオススメ！

こんな感じでオススメマンガ紹介記事でした。今回は紹介してないけどオススメな2作も下にリンク置いときますね。ではっ。

砂時計（１） (フラワーコミックス)

ＢＥＣＫ（１） (月刊少年マガジンコミックス)

ラーメン発見伝（１） (ビッグコミックス)